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湘南野菜の生産者をご紹介

田代農園 田代哲雄さん

小松菜一筋で、技術と経験を高める

野菜というのは、それぞれの品目ごとにサイクルがあるんですよ。いろんなものやっちゃうと、収穫時期や作業のタイミングが重なったりして。そうなると十分に収穫ができない作物が出てきたり、生産効率が落ちてしまうというデメリットがあります。逆に、品目を一つに絞ることで、作業の段取りを熟知し、栽培技術を高めていくことができます。

手間暇をかけてでも安全な野菜を消費者へ届けたい

農薬については、やっぱりなるべくやらないように栽培したくて、病害虫を防ぐために、夏はネットを、冬はビニールをかけたりして、多少手間をかけてでも農薬を少しでも抑えて栽培するように努力しています。

生産者として小松菜の人気を感じているのは、5、6年くらい前からですね。この間も、テレビのとある番組で、免疫力を上げるのに一番良いのは何かということで、小松菜とリンゴのスムージーを紹介していて。その番組が放送されてから(小松菜の)値が上がりました(笑)

プロは小松菜の根っこを見る!

私たち小松菜のプロとしては、まずは根っこをみます。根っこが真っ白できれいな小松菜は、ストレスなく健康的に成長した証拠なんです。

小松菜の品種も毎年新しいのが出ては、消えていく品種もあるから正確な数っていうのは誰も分からないと思うんですけど、大体、150~200くらいの種類があるのではないかと言われています。うちでは、長年の栽培の蓄積から、そのうちの厳選した8種類を選んで、順番に栽培しています。

どんな時でも質の高い小松菜を提供したい

消費者の食を支える生産者として一番の理想は、毎日安定的に質の高い小松菜を提供することなんです。生産者として、そして、湘南野菜の小松菜を担う農家として、そうした思いはいつでも変わりません。

将来、畑の規模を大きくしたいとか、これだけ儲けられるようになりたいといった目標はなくて、自分たちはとにかく目の前のことをしっかりとやって、湘南野菜、その中でもうちの小松菜を食べてくれるお客さんが満足するような、そんな良い小松菜を一生懸命作っていくだけですね。

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