表示させたい文章
カテゴリー
湘南野菜の生産者をご紹介

平塚 昌廣さん

結果にこだわる持続可能な農業を

私は長男で下に二人の兄弟がいます。私の経歴としては、一度会社勤めをして農業の世界に入りました。農家だった自分の祖父がもう農業ができないということで、祖父を助ける意味でこの世界に入ってきたのがきっかけです。

僕は最初、不動産会社の営業職で、会社では結果が全てでした。そのこと自体は死ぬほど辛かったのですが(笑)、そこで仕事というのは結果が全てだということを叩き込まれて、農業もしっかりと結果を出さなければ意味がないなというところからスタートできたことは良かったですね。

チャレンジする気持ちを大切に

(他の生産者さんや流通の方に)何か薦められたら、まずはやってみようというスタンスでいます。基本的に農作物は一年に一回しか経験できないので、とにかく色々とチャレンジするように心がけています。

これは栽培とは別になりますが、やっぱり見た目もすごく大切だと思っていて、野菜のパッケージングなどにはこだわっていますね。やっぱりせっかくお客さまに買ってもらうので、気持ちよく買ってもらいたいなという想いがありますね。

農業という仕事の良さ

面白かったことではないのですが、農業を実際に自分でやってみて、人間関係という観点ではすごく楽だなと思いましたね。もちろん、たまに生産者同士の関係など気を遣うところはあるのですが、会社員の時ほど人間関係がストレスになることはないですね。

あとは、もちろん作業を集中してやるときは夜中まで作業をすることはあるのですが、会社員時代のように毎日終電まで働いてということはもちろんないですからね。すごく人間らしい生活が送れているなぁと思うことが多いですね(笑)僕の妻や子どもには、ずっと一緒にいられるので、喜んでもらえていますね。

どんなときもその時々でベストを尽くしたい

新しい取り組みとしては、ミツバチを育てています。うちでは蓮華も育てているので、レンゲを蜜源として蓮華蜜を作ったり、みかんの木があるのでみかんの時期には蜂の巣をみかん畑に持って行ったりしています。

ミツバチは畑の花の交配もしてくれますしね。ナスやキュウリについてはミツバチに交配をお願いしてといった感じで、畑の中での自然の循環ができれば面白いんじゃないかなと思っています。

関連記事